ホーム かうひい屋のドリップ 「きゅうすスキッター」の効用

1.「きゅうすスキッター」で ドリップポットの性能向上

 日本茶の急須用に作られたアイテム「きゅうすスキッター」を使って、ドリップポットの点滴能力を向上します。

youtubeの動画は、しばらくの間改良のために削除・再投稿を繰り返す可能性がありますが、このページからは安定的にご覧いただけます。

お勧めのアイテム

きゅうすスキッター

きゅうすスキッター

以下、動画の内容と同じようなことを申し上げていますが、お目通しいただければ幸いです。
「きゅうすスキッター」は本来、急須の注ぎ口の水切りを良くするアイテムです。 これを珈琲用ドリップポットの先につけ、「点滴」能力のアップを図ります。

 従来、かうひい屋では、ドリップ用ポットの注ぎ口をつぶして 「点滴」状の水滴を作り出していましたが、最近になって「きゅうすスキッター」を試用したところ、なかなか良好な「点滴」状態を作り出すことが出来ました。
 これからは、ドリップ用ポットを改造することはお勧めせず、  市販、または自作の「きゅうすスキッター」の使用をお勧めすることになると思います。

きゅうすスキッター使用の利点として

1.初心者でも、すぐに小さな水滴を出すことが出来る
2.ポット側を改造しない
ポットの改造とは違って、ポット側にダメージがないので、すぐに元に戻すことが出来、気軽に試すことが出来るのは大きなポイント。
3.様々なポットに取り付けることが出来る
まずは現在ご利用のポットにつけてみることをお勧め。特殊なポットは必要ないかも知れません。
4.ポット内の水が少なくなっても、安定的に注げる
5.安価である

など、一度お試しになってみる価値はあります。かうひい屋がドリップポットについてご説明してきた、いくつかの「常識」を訂正する必要がありそうです。


気になる点としては

1.細い(または点滴)水量から太い水量へ変化させる時、流れの方向が定まりにくい傾向がある
使いこなしでコントロール可能
2.ごくまれに、きゅうすスキッターを取り付けることが出来ないポットがあるかも知れない
自作スキッターをお勧め



2.きゅうすスキッターの使いこなし

きゅうすスキッターの使いこなしを考えてみます。

注ぎ具合の実際は、動画の通りです。なおいくつかの工夫を加えると、より使いやすくなると思います。

傾けてみる……

両手で持ってみる


1.きゅうすスキッターを数ミリ前に出してみる
水滴、水の流れが安定するようです。
2.時として、ポットを傾けてみる
普段から、無意識になさっている方も多いと思われますが、意識してテクニックとして取り入れてみて下さい。
3.湯の温度を下げてみる
ゆっくり注げるようになると、珈琲の味が少し重く感じられるかも知れません。以前のスピードに戻ることも重要ですが、湯の温度を「少し」下げることで、まろやかさとコクを両立させることが出来れば最高です。
手軽に「少し」温度を下げるには、煎茶の「湯冷まし」の要領で、湯沸かしヤカンからドリップポットに注ぐ湯の、一部分、または全量を別の容器に移してから、ドリップポットに注ぎます。
4.両手でポットを持ってみる
ポットが重いかどうかにかかわらず、片手でポットを、もう一方の手でタオルを持ち、両手でポットをかかえてみて下さい。ポットの先が格段に安定します
安定的に注ぐことが出来れば、好みの方向に味を変化させることが出来、珈琲の味がワンランクアップします。



3.自作品で自在に

きゅうすスキッターを自作してみる

市販のきゅうすスキッターのほかに、自作という手もあります。

利点として 長さや傾きが自由に作成できるので、市販品よりも使い勝手が良い場合があります。

気になる点として、 ポットの内側に安定させるために、バネが強くなりがちで、琺瑯(ほうろう)製品等には傷をつけてしまいそうです。柔らかい材質には、バネの柔らかい市販品を使用した方が無難かと思われます。

 以下、当店で作成してみたワイヤーの形状をご紹介します。


×または△だった形状

 材料は、2ミリの銅線で、ポットはユキワのM-3とM-5、ステンレス製です。
 最初に作った左図の形状は、ぐらぐらと不安定で、実用的ではありませんでしたが、「改良すれば何とかなりそう」と希望を抱かせるものでした。


現在の安定形

現在の安定形です。奥行きを深くして、ポットの内面とワイヤーの接触部分を多くした結果、柔らかなバネでも安定するようになりました。

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