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「やかん」の使い方を再検討する

この項は、内容を変更したいと思っていますので、新しいページ
「ドリップポットの性能向上」(急須スキッターを使ってみる)をご覧下さい。

図の「やかん」はオーバーですが、コーヒー屋のくせに、やかんでコーヒーをたてることを勧めるのかなぁ、と思われそうで、ちょっと恐れています。

 しかし、誰もが立派なドリップポットを持っているわけではありません。かうひい屋だって若かりし頃、ちんけな道具でおいしいコーヒーに向かって腐心したものです。このページは、若いコーヒー好きな方へのエールです。「こんなボロやかんじゃだめだぁ!」と言う前に、お手持ちの「やかん」がもっと性能を発揮できないか調べてみましょう、と言うわけです。道具の性質を知ることは、大切なことです。

お湯の量は「ポットを基準に」

 私たちが使っているドリップポットでを例にとると………。
 コーヒー一杯分を淹れる場合、多くのお客様は「一杯分のコーヒーを淹れるために必要な量」のお湯しか用意なさらない事が多いようです。が、これは間違いです。

 お湯はたっぷり、いわば「お手持ちのポットで注ぎやすい量」を基準に用意しましょう。

 注)ついでですが、お湯が少なすぎると、温度変化が早い(温度が下がりすぎる)と言う問題も生じますので注意が必要です。


ポットには常に一定の量のお湯を入れる

 私たちが使っている上等の?ポットでさえ、図:1のようにお湯の量が少な過ぎると、ポットの傾きが大きすぎ、お湯がドッと出てしまいます。

 図:2のように70~80%の量だと、ポタポタと「点滴」状態で注ぐことが出来ます(私たちは、この点滴状態をとても大切にします)。

 従って、一杯分のコーヒーをたてる時も、三杯分のコーヒーをたてる時も、いつも変わらずポットに70~80%のお湯を用意します。
 これは、「当店のポットでは70~80%を入れたところが注ぎやすい」と言うことですね。お手持ちの道具では、また違うかも知れません。

お手持ちのポットやヤカンでテストを

 では、皆さんがお手持ちの「ポット」や「やかん」では、どれくらいの量が注ぎやすいでしょうか?。これを調べてみましょう(簡単なことです)。

  1. やかんに一杯の水を入れる。
  2. 次にやかんの口を観察しながら、少しずつ水を捨てていきます。
  3. 適当なところ(7分目?)まで捨てたら、水の出方をさらによく観察しながら、ゆっくりと流してみます。
  4. ゆっくり流したり、勢いをつけてみたり、数回実験をしながら、お手持ちの道具で最も「とろとろ」と注げるお湯の量を調べてみて下さい。
    そこまで、たっぷりのお湯を用意します

 コーヒー用のポットでない場合、「最高!」の状態までは得にくいかも知れません。しかし、「よりよい」状態には近づけると思います。

 ここで問題なのは、あまり大きなやかんの場合だと、最も調子よく注げるところまでお湯を入れると重すぎてコーヒーをたてられない、逆に小さすぎる場合は、温度が下がりすぎて、これもコーヒーに適さないということになります。身の回りで、「よりよい道具」を探してみて下さい。

 最終的にはコーヒー用のドリップポットをお勧めしますが………。

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